地元、長崎新聞に『在宅介護のストレス8割』という記事が掲載されていました。
記事の内容によると、親や配偶者の在宅介護を担う家族の80%がストレスを感じており、そのうち3人に1人は「憎しみ」まで抱いているとの調査結果が出たそうです。
「憎しみ」・・・・
なんだか、身に沁みますね~(涙)
「憎しみを感じている」との回答は、35.5%。
認知症患者の介護では症状が重いほど割合も増え、日常生活に問題行動がみられるレベルになると69.2%に達するとか・・・。
もちろん介護者の負担の大きさは、その病気や症状、進行具合では比べられないと思います。
介護は認知症だから大変、認知症じゃないからまだマシ・・・なんて、そんな単純なものではありません。
ただ、実際に介護者の虐待問題などを考えても、認知症状が重いほどその割合が増える傾向にあるのは事実のようです。
身体的(介護技術的?)なまたは経済的なストレスよりも、やはり精神的に追い詰められていくストレスが大きいことの表れなのでしょうか・・・?
記事には、「家族に対する支援を充実させ、負担を軽減するべき」との意見もありました。
介護は、大切な家族に憎しみまで感じさせるほどの苦しさが伴う場合があるのです。
「在宅介護」「家族介護」を勧めたい方向でお考えであれば、「介護者支援」への対策なくしてそれは成立しないと思います。
(記事の詳しい内容は、「長崎新聞HP」からも閲覧できます。)