今年最後の定期交流会を開催しました。
今回は、会の前に「世話人会議」も開催~
*(会計担当さんより)会のお金の動きについて
*最近の外部との関わり(他団体さんとの関わり、セミナー参加など)
*来年の日程確認
*団体登録先について確認(現在三か所に登録中)
・・・・・・ざっくり、こんなところです。
世話人のみなさん、ちょっと早めに来て一緒に参加してくださった会員さん、ありがとうございました。
*次回は、年度末・・・会員登録更新前に開催予定です。
さてさて、
そして交流会ですが・・・
今回も、ワーク&ケアバランス研究所さま主催「働く介護者おひとりさまミーティング」の議事録をご紹介~
(働く介護者として)会社との折り合いの付け方・・・いつも興味深い内容で、私たちも勉強になります。関心のあられる方は、ぜひ「ワーク&ケアバランス研究所」で検索を!
次に、先日、長崎大学にて開催されました「ケアラーサポーター養成講座」への参加報告~
当日お世話になった大学の職員さんも、今日は当会へ参加してくださいました。いろいろ改めてお話してくださって、ありがたかったです。(ぜひ、またご参加頂きたい!)
二人の会員が介護者(経験者)として参加しましたが、各々で自分だから話せる内容がお話できたのではないかと思います。
また、市民のみなさん、そして福祉を学ぶ学生さんの参加も多く、いろいろな視点やご意見を伺う機会にもなりました。当事者同士のピアカウンセリング的な時間は、共感や安心感を得たり深める意味では大事ではありますが、やはり当事者に限らず多様性を意識した関わり方も、社会の中での共生を考える際に重要なことかと思います。当会の参加要件「シングル介護に関心のある方」枠もそうです。お互いの立場や境遇を、一緒に考えていける社会にしていきたいものです。
長崎大学のケアラーサポーター養成への取り組みには、今後も当会としましても関心高く思っております。
そして・・・
その後は、
*自分の介護の近況
*(入所している)施設の職員さんとの意見が合わない問題
*仕事の話
*介護の専門職(ケアマネ・介護士etc)と自分の、親の介護に対する認識のズレ(そんなに手をかけなきゃいけなかった!?)
*(介護)事業所に家族としての気持ち伝えられる?(←やっぱり、言えないこと多し・・・涙)
*具合が悪くても自分(介護者)の看病は誰もしてくれない(涙)問題
*対異性への介護をどう考えるか
*安全に、自宅のお風呂に入るには(福祉用具一個購入するのにも、何かと手間がかかる・・・)
・・・などなど。
今回も、なかなか深い話が出ました。
話していて気づくのは、我々介護者としても男性女性(息子か娘か)で、視点が若干違うこと。お風呂や排泄に関する抱える悩みも、自然と(?)この辺りで変わってきます。やはり、性差って無意識にあるものですね。日本人って特にそうなのかしら・・・
今回も、愚痴ったり慰められたりしつつ、有意義な時間を過ごさせて頂きました。
参加されたみなさん、お疲れ様でした。
いつも、同じ介護者だからこそわかる一言に、何気に救われる感じがします。専門職の人も、他の家族も親戚も、友人も、誰にもかけてもらえない一言を、さらっと・・・。
その一言で抱える悩みが劇的に解決するわけではないけれど、「あぁ~ここには深く説明しなくても、これだけ心情を理解してくれる人がいるな・・・」と、どこかホッとします。
私たちは、べつになりたくて介護者になったわけではありません。たまたまシングルで、たまたま家族の介護を引き受ける立場になりました。
たぶん、みんなそうです。ただ、私たちも私たちなりに、介護経験者だからこそできることがあると思います。同士のためにもこのような場を続けていくこと。シングルケアラーの声を発信し、社会の中で共生していくこと。そして、それは私たちも私たちと違う立場の方々のことを一緒に考えることも、同じく大切だと思います。理解を求めるばかりでは、共生は成り立たない。
派手さはないけれど(笑)、地味~に、地道に、ぼつぼつやっていけたらと思います。