今年最後の定期交流会を開催しました。
今日は、メンバーさんの職場から、上司の方もご参加いただきました。
仕事と介護の両立・・・も、我々の活動の中で重要な要素です。
雇用側の方が、我々働く介護者・・・働くシングル介護者や、シングル介護、なにより介護そのものに関心を持っていただくことは本当にありがたいと思います。
さて、今日の主な話題・・・
・(はじめてのご参加もあったので)私のシングル介護
・・・・改めて、自己紹介
・看取りについて
・ホームでの医療行為
・管理者さんと現場の介護員さんたちの温度差
・最期のときをどう過ごす?(要介護者に)どう過ごさせてあげたい?
・自分自身も年齢を重ねること
・自身の体調管理について
・適度な休息を介護者自身が意識すること
・親の残した不動産の管理どうする?
・介護休業・介護休暇、有給休暇どれにする?
・そもそも自分が勤務する職場で、介護休業・介護休暇を取れる?
または、取りたいと言える?
・介護を理由に仕事を休むこと自体、これからの自分に職場内で影響しないのか気になる
・職場での他の社員の気配りが、子育てと介護では温度差を感じる(←個人差がありますが)
・・・・・・などなど。
色々な意見が出ましたし、もちろん内容や状況、環境によっては個人差があります。
ただ、会の活動を続けてきて、早いもので丸6年が過ぎようとしています。
以前からのメンバーさんの中では、各々の抱える介護状況もだんだん変わってきています。
そして、今まさに変わろうとしているメンバーさんもいたり、往々にして近い将来、我が家の介護もそういう時期を迎えるだろうな・・・というメンバーさんもいます。
みんなで、小さいことでも一つ一つ丁寧に語り合って、意見やアイデアを出し合って、乗り切ったり、どうにかやり過ごしたりしていけたらなと思います。
最後に、今日は、
「全国地域包括・在宅介護支援センター協議会会報」
2018.10 Vol.146
から、
『市町村や地域包括支援センターにおける身元保証等高齢者サポート事業に関する相談への対応について』
合わせて、
地元紙に掲載された
2018.11.5付 長崎新聞
『 「家族」役 福祉にずしり ~身寄りない人の終末期~ 』
の記事を紹介。
また、上記冊子より、
『市町村および地域包括支援センターによる家族介護者支援について』
の記事を紹介。
後者の記事は、
平成30年3月に厚生労働省より発行されました
「市町村・地域包括支援センターによる家族介護者支援マニュアル
~介護者本人の人生の支援~」
より、再度ピックアップされています。
みなさん、すでにご承知のとおりのものです(・・・と、切に願う)。
要するに・・・
高齢者の総合相談窓口になっている地域包括支援センターにおいて、要介護である高齢者本人だけにのみならず、その介護の担い手でもある家族介護者への支援も当然重要ですよ。
・・・と、再度確認があった旨のお話です。
まぁ、ちょっと意地悪に言うと・・・
当会としては、そりゃそうでしょう・・・としかない。
ただ、厚労省がわざわざマニュアル化しお達ししなければならないくらい、それら支援が手薄だったり、地域によっては認識にも差が激しくあった(または、未だある)ということでしょう。
我々としては、この国が定めたマニュアルをもとに、さらに堂々と!地域包括支援センターに介護者支援の視点を求めていいのだなと思っています。
なので、会としては、このお知らせで、あえてその点をみんなで確認した次第です。
・・・・・・宜しくお願いします。
では、皆さま、今日もお疲れ様でした。
次回は、もう年明け・・・
2019年1月26日(土)です。
場所は同じく、いつもの出島交流会館です。
今年もいろいろありましたね。
メンバーさん、そして当会を応援してくださる皆さま、
本当にありがとうございます。
来年も宜しくお願い致します。
長崎シングル介護を考える会 一同